<はじめに>
私はこの春、念願の高槻中学校に進学します。私が中学受験で学んだことは「挫けそうになっても最後まで諦めずに自分のことを信じ続けることが大切」ということです。この合格体験記がこれから中学受験をする皆さまのお役に立てば嬉しいです。
<希学園に通う前>
バレエ、ピアノ、公文、書道、水泳、英語の習い事で、充実した日々を過ごしていました。
<4年生>
引っ越しを機に習い事はバレエと英語だけになり、両親と中学受験の塾探しを始めました。たくさんの入塾テストを受けましたが、温かく優しい対応と、手厚く勉強に集中できる環境が整った希学園に決めました。始めのクラスはPC8でした。ライバル心が強い私にとって、テストで自分がクラスのどの位置にいるのかを分布で知ることが希学園に通う楽しみのひとつでした。しかしライバル心が強いがためにテストや宿題プリントの評価にこだわって気持ちの浮き沈みも激しく、「結果や評価に一喜一憂しない!」と耳にタコができるほど母に言われ続けました。いろいろありましたが、入塾して4か月でPC3になり、その後はPC3とPC4をキープすることができました。
<5年生>
プレチューターの三上先生との面談で、4月から実戦レベル演習算数を受けることになりました。これが、後々大きく影響したと思います。ただ、5年生は急に課題が増えてゴールも遠く見えなかったので、とても辛い時期でした。とうとう行き詰まり、課題をこなせない自分を責め、塾に行きたくないと泣き叫ぶ日々がきてしまいました。そんな時もずっと支え続けてくれた母に、今になってすごく感謝しています。ちなみに5年生までに、興味のある学校の見学会や説明会に参加しておくことをお勧めします。
<6年生 春>
この頃から開放自習室を利用し始めました。集中しやすい環境だったので、もっと早くから利用すれば良かったと後悔しました。志望校別特訓は私の成績と見学会の印象から高槻コースを選びました。チューターは木村先生になりました。私は内気なので最初は緊張しましたが、入試が近づくにつれて安心して相談ができるようになりました。第1回プレ洛星・六甲学院・高槻中入試は高槻中合格最低点より11点上でB判定合格! 志望校別特訓[第Ⅰ期]でもクラスの中で上位を争い、かなり順調でした。木村先生に「最後まで最前列をキープできるように頑張ろう!」と言われて少しプレッシャーがかかりましたが、私の学力を信じて応援してくださり嬉しく感じました。この頃は志校別特訓の後に家族で外食や、ピアノを弾くなどをして、適度に息抜きをしていました。
<6年生 夏>
受験生の大きな壁と言われる夏が来ました。夏期講習のクラスは初めてのPC2でしたが、高槻中志望者がおらず、また北千里教室はPC2から1R(1組)だったのでついていけるかどうか不安で怖かったです。しかし1R(1組)にあがったことで算数のC問題ややり直しを丁寧に取り組む癖がつくようになりました。第2回プレ洛星・六甲学院・高槻中入試では高槻中合格最低点より15点上でB判定合格! 私なりに充実した夏でした。
<6年生 秋>
9月、最後の学園長杯争奪テスト大会に初めて申し込みました。慣れない西宮北口教室に向かうのにハプニングがおきてしまいました! 乗る予定の電車が遅延し、すごく焦りました。なんとか間に合いましたが、これからは時間に余裕を持って行動しようと思い、良い経験になりました。そして10月。第3回高槻過去問実戦テストで初めての不合格…。五ツ木駸々堂模試、D判定…。成績がガクンと落ちてしまいました。不安が膨らんできたので木村先生に相談してみました。そして「あなたなら大丈夫」と言われ、第4回高槻過去問実戦テストでは合格を取ることができました! この頃から苦手分野の理科と社会の成績が徐々に上がってきました。
<6年生 冬>
入試が近づき、前年までと違って冬期講習が入試対策に変わりました。入試対策は毎日朝から夜までと知った時は、「しんどそう…。嫌だな〜」と思いましたが、入試が目前であることを考えると不安で必死になりました。市販の過去問題を解く代わりに希学園から出された課題を丁寧にこなしていきました。私はこの選択をして良かったと思います。それまで質問してこなかったことを後悔しつつ、わからない問題はどんどん質問しました。そして高槻中入試実戦テストでは得意の算数で過去最高偏差値72を取ることができました。高槻型の偏差値は69で、合格最低点より46点上、A判定合格! 1月1日の第3回プレ高槻中入試でも算数で偏差値70を取ることができました。合格最低点より49点上、A判定合格!プレ入試の偏差値が第1回から第3回で60→64→65と上がっていき、合格最低点との差も広がり自信がついてきました! 実はこの結果に母は私が油断してしまわないかすごく心配だったようでした(心配してくれてありがとう!)。
1月1日の第3回プレ高槻中入試、2日、3日の特別特訓が終わり、入試まで残り2週間となりました。そして残っている課題がどのくらいあるのかをメモ帳に箇条書きにしてみました。そこからはいつ何をするか計画を立てて実行しました。理科や社会の暗記がどうしても苦手だった(特に社会)ので、それまで解いてきた暗記のまとめテストなどで間違えた問題をとにかくノートにまとめていきました。そのような日々を過ごしていよいよ入試が目の前となりました。
〜前受け 岡山中学校〜
試験会場に着いた時、4年生、5年生のプレチューターだった三上先生が手招きをして激励をしてくださって安心しました。そしてなんと、周りの3人(前、横、斜め前)が全員同じ教室の希学園生でした!すごく驚きましたがおかげでいつも通り試験を受けることができました。
国語:簡単。時間配分もいい感じにできました。
算数:簡単。満点の自信があったのに、100点中95点でした。
理科:簡単。基本的な問題が多かったです。
社会:普通。自分なりにはできた(つもりだった)がそうでもなかったです。
→結果:東大・国立医学部コース Aスカラー 合格
〜入試1日目 1月18日 午前 高槻中学校A日程〜
朝は高槻コースのミニ講義をWEBで見ました。本当に入試がやってきたのだと実感しました。高槻中学校へは電車で行きました。電車の中では自分でまとめた暗記ノートをひたすら見ていました。そして高槻中学校の門をくぐる時、「絶対に合格してやる!」と母の温かい手を強く握り締めて決意をしました。驚いたことに試験会場の隣の席の子が、仲の良い高槻コースの友達でした! 今回も安心して試験を受けることができました。
国語:普通。読みづらくはなかったですが、簡単でもなかったです。時間配分もいい感じにできました(練習では失敗することが多く不安でした)。
算数:簡単。夜のおやすみコールで、難しかったという声が多いと聞き、実力を発揮できたのかな?と自信がつきました。→結果:97点(平均点:54.1点)思っていたよりも点数が取れていて驚きました。
理科:普通。行きの電車で暗記した問題が2問出題されました!
社会:普通。あまり記憶がない…。
→結果:合格
「合格」の文字を見た瞬間、嬉しさのあまり目から涙がこぼれ落ちてきて、これまでにない大きな嬉しさを味わいました。
〜入試1日目 1月18日 午後 金蘭千里中学校中期B〜
試験会場で三上先生が激励をしてくださり、実力を十分に発揮できました。
国語:簡単。希学園で出てきた文章が出題され、理解しやすかったです。
算数:とっても簡単。満点の自信がありますが、点数が出ないのが悔しいです。
→結果:合格
〜入試2日目 1月19日 午前 金蘭千里中学校後期C〜
試験会場に高槻コースでお世話になった岳川先生がいて、嬉しかったです。
国語:普通。1題目がリスニング問題だということを知らなかったので少し焦りました。
算数:簡単。いつも通りできましたが多数、難しい問題がありました。
→結果:合格
これで全ての入試が終わりました。高槻中学校の合格を知って、早速遊びに出かけました(笑)。
<これから中学受験をする方へ>
私が中学受験を通して、これから中学受験をする方に伝えたいと思ったことがあります。それは諦めずに自分を信じ続けること、わからない問題は必ず質問をすること、見直しをきっちりとすること、時間に余裕を持って行動することです。
<最後に>
私の合格体験記を最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。そして、高槻コースの木村先生、奥村先生、岳川先生、田中先生、宮堂先生、ベーシック担当の三上先生、水川先生、室井先生、松谷先生、辻井先生他、これまでお世話になったたくさんの先生方、事務の方々、いつも美味しいお弁当を作ってくれた母、毎晩お迎えに来てくれた父、合格を一緒に喜んでくれた姉、最後まで一緒に戦ってくれたたくさんの友達に感謝します。本当にありがとうございました!!
皆さまが笑顔で入試を終えることを願っています!
がんばれ希っ子!!
0120-933-223
【受付時間】10:00~18:00
(GW・お盆・年末・年始を除く)