私は、2025年度入試で、第一志望校の大阪星光学院中学校に無事合格し、入学することができました。東大寺学園中学校にはわずかに及びませんでしたが、ベストを尽くしたので悔いはありませんでした。この合格体験記では、入塾した4年生から試験当日までを振り返りたいと思います。
〔4年生〕
-入塾-
3年生までは、学校の宿題以外を解いたことはほとんどありませんでした。コロナが流行ったこともあり、入塾が4か月ほど遅れました。最初の算数の復習テストが小数の乗除の問題で、解き方を知らず全然わかりませんでした。
プレチューターは久保先生でした。4年生の間はパッとした成績は出ず、クラスはPC7あたりでした。それでも国語は、最初の方から相互採点で満点を取った記憶があります。また、算数については、つるかめ算が理解できず、授業動画で木原先生が「足をポーン! ってやってポンポーン!」と言われていたのをものすごく覚えています。
〔5年生〕
プレチューターは平野先生でした。2ルーム担当の礒脇先生の授業がとても面白かったのを覚えています。また、4年生まで受けていなかったベーシック理科・社会特訓の受講も始めました。算数はやはり低空飛行でした。4年生・5年生ともに、日々の計算をちゃんとできていませんでした。8月から1ルームに上がりましたが、3か月でまた落ちてしまいました。このころのクラスはPC5からPC7の間をうろうろしていました。最後にはまた1ルームに上がり、6年生を1ルームで迎えることになりました。
〔6年生〕
(春)
6年生は1ルームで始まりました。宿題の量が多くなっていて、正直嫌になりました。また、出だしからいきなりインフルエンザにかかってしまい、復帰するのに時間がかかりました。6年生の算数の宿題は、思うように回せませんでした。理科もそうでした。それでも、公開テストで算数があまり大きくへこまないようになってきて、数か月でPC2まで上がりました。ただ、何回かに1回は算数がへこんでしまってPC4くらいまで落ちたり、またPC2に戻ったりを6年生の間はしていました。
志望校別特訓の大阪星光学院・西大和学園(男子)コースは、復習テストが難しく、あまり点を取れませんでした。算数の宿題もちゃんと出せていませんでした。
(夏)
夏期激励集会で気合いを入れました。決意表明では「算数・理科を安定して取って、大阪星光学院中に絶対合格する」と言いました。私は当時、公開テストの凸凹が激しく、特に算数・理科がそうでした。そのため、この凸凹をなくすのがとても重要でした。シュプレヒコールでは、6年生という実感を持ちました。
(夏期合宿)
夏期合宿には問題演習というのがあり、クリア数はノルマ形式になっていました。算数はすらすらと解けることもまあまあありましたが、ミスで紙を破られることも何回かありました。ただ、理科が力学で詰まってしまったため、目標より達成数が大幅に少なくなったのには悔いが残りました。
(秋から冬)
もともと体が弱かったので、11月から12月にかけて3回も繰り返し熱を出し、連続して塾に行けないことが何度もありました。欠席分は必ず動画を見てカバーしました。
(入試対策)
入試対策は1回目だけ熱で休みましたが、その後は体調を崩すことなく行けました。入試対策に入り、入試までの期間は残りわずかとなりました。入試対策中の宿題は全て出すことができました。出願時期に入って東大寺学園中も受けることに決めました。
(最後のプレ入試)
大阪星光学院中…合格 C判定と微妙でした。
西大和学園中…合格 B判定で少し自信がありました。
東大寺学園中…不合格 D判定 東大寺学園中の難しさを感じました。
(大阪星光学院中の前日特訓)
もう前日か、という感じでした。理科のテキストの氏名らんが「( )は大阪星光学院中に絶対に合格します」となっていて驚きました。
おやすみコールでは、竹内先生にご飯は何かと聞かれ「おでん」と答えました。思っていた雰囲気と違って驚きました。
〔試験当日〕
・1月8日 北嶺中学校入試(4科)
国語…簡単
算数…難しい
理科…普通
社会…簡単
前入試の北嶺中はまずは合格できました。ただ、成績を見ると意外とぎりぎりで、気を引き締めました。ただ試験に慣れることができて良かったと思います。
・1月18日 大阪星光学院中学校入試(4科)
谷九教室でミニ講義を受けた後、全員で大阪星光学院中に向かう形式だったため、友達も一緒にいてとても安心しました。
国語…簡単 記述も埋められた。
算数…簡単 後日難しかったと先生から伝えられましたが、希学園で習ったことをそのまま使えたので、そうは感じなかった。
理科…普通
社会…簡単 学校で習ったことが出てきて驚きました。
・1月19日午前 清風南海中学校入試(3科)
国語…普通
算数…簡単
理科…簡単
・1月19日午後 西大和学園中学校入試(4科)
国語…普通
算数…難しい 頭が働かなかった。
理科…普通
社会…普通
教室に知っている希学園の生徒がおらず不安になりました。また、疲れのせいかベストが尽くせませんでした。
西大和学園中から奈良のホテルに移動中の車内で大阪星光学院中の合格発表を見ました。合格と出て、第一声は「よし!!」でした。その後、家族や祖父母にも伝えました。
・1月20日 東大寺学園中学校入試
国語…普通
算数…普通
理科…普通
社会…普通
20日には清風南海中と西大和学園中の発表があり、清風南海中はスーパー特進合格、西大和学園中は不合格でした。
その後、東大寺学園中の発表は不合格でした。合格点まで1.3点足りませんでした。ただ、全力を尽くしたので悔いはありませんでした。
〔塾生の皆さんへ〕
勝負は入試対策の時期だと考えています。追い詰められても、自分はいけると信じて取り組んでいった先に合格があると思います。そのことを心のど真ん中に置いて勉強してほしいと思っています。
【保護者さまより】
小5後半の懇談の時に、小6で1ルームに定着できていれば大阪星学院中は十分に射程圏内ですと平野先生に言われて、それから明確に大阪星光学院中受験を目指すようになりました。小4、小5と繰り返し勉強したことが定着し、小6に入ってから、成績が格段に上がっていったと思います。ただ、それでも公開テストは安定せず、特に算数はたまにかなりへこみ、見ている方も不安になることがままありましたが、とにかく一喜一憂せず、塾にお任せしました。一番心配だったのは本人の体調面でしたが、11月ころから学校で流行った感染症に次々とかかり、長期間離脱を余儀なくされました。入試対策が始まってからの勝負と割り切り、休養に専念させました。その後は、先生方の指導のもと集中して勉強に取り組み、一度も体調を崩すことなく受験日を迎えられました。先生方の丁寧な指導に感謝しています。
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