僕は受験した5校に合格し、洛南高等学校附属中学校に進学することになりました。ここまでこられたのは希学園で培った学力以外にも精神力などが大きいと思います。後輩のために、この3年間のことを記していきます。参考になればうれしいです。
〈入塾〉
4年の8月から入塾しました。最初のころは公開テストも良くできていたのですが、なかなか点数が取れなくなっていきました。僕は計算が遅く、よく間違えをしていましたが、日々の計算で少しずつ改善していきました。公開テストの点数には波があり、クラスはPC1からPC3をいったりきたりしていました。習い事が多く、宿題もぎりぎりでしたが、学校帰りに早く教室へ着くこともあり、授業の前とサポートルームでその日のうちに仕上げるように頑張りました。
〈5年〉
念願の灘中選抜特訓に入ることができましたが、教室が遠く、電車が苦手なため途中で辞めてしまいました。それからは東大寺特訓を目指しました。
公開テストの算数がとても悪い時があり焦りましたが、とにかく宿題は終わらせるようにして、毎回の復習テストで合格点に達するように取り組みました。僕は習い事が気晴らしだったため、なるべく辞めずに両立させることを考えていました。毎週、宿題を完璧に終わらせることはとても難しく、合格点に及ばないことも多かったです。
公開テストは一回悪くてもへこまず、次回で上回れば良いという感覚でした。楽観的な性格なのかもしれません。このころ、洛南高附属中学の校舎でプレ洛南高附属中入試を受けました。学校を案内していただき、部活動なども見学しました。高校生のバレーボール部を見て圧倒され、憧れました。学校の良さはそれぞれだと思います。いろいろな角度から見て志望校を選択するとよいと思います。また、僕の小学校は遠方でしたので、徐々に忙しくなってきた5年から朝がとても辛く、通学時間なども考えて洛南高附属中学を志望校としました。
〈6年〉
初めは志望校別特訓は東大寺学園コースで頑張りました。夏期合宿は、ちょうど「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、参加を控えました。それだけが心残りです。夏期合宿が終わって、10月から志望校別特訓を洛星・洛南高附属(男子)・高槻コースに切り替えました。毎回のテストでは上位に入れるように取り組みました。6年の2学期からは習い事は一旦休止し、受験が終わってから再開することに決めました。
特別何かを頑張ったというわけではありません。テキストの通りに進めていき、自然と力がついたように感じます。理科は得意だったので、3科で受験をすることに決めていたのですが、もしかしたら4科のほうが良くできるようになるかもしれないと、6年からは本格的に社会も受講することにしました。社会は遅れてのスタートで、なかなかテストの合格点がもらえずにいましたが、みんなについていけるように頑張りました。11月の公開テストでは4科で表彰されたことが自信となりました。ここにきても学力は伸びるということがわかりました。最後まで地道に宿題に取り組み、受験慣れをするために模試はなるべく受けるようにしました。たくさん受けたおかげで、受験では全く緊張することはありませんでした。
<北嶺中学 1月8日 大阪会場>
全体的にやや難しい。
中学校によっては大阪会場で受験する場合もあります。往きの満員電車に慣れていなかったために頭痛が起きてしまいました。頭痛が起こりやすい人は頭痛薬を持っていくとよいと思います。希学園のミニ講義会場があったので始まるまで落ち着いていられました。試験の途中の休み時間では、自分がどれくらいできたのかを話している人がいたりして、受験する人数が多いということはさまざまな人がいるということなのだと思いました。平常心を保ちましょう。
<愛光中学 1月9日 大阪会場>
全体的に難しい。
ここも大阪会場でした。頭痛にならないように、往きの電車では停車時にドアが開いたときに外の空気を吸うように心がけました。おかげで頭痛薬は使わずに済みました。ミニ講義会場はありませんでしたが、試験会場に入る前に希学園の先生が激励してくれました。
<洛星中学 1月18日>
全体的にやや難しい。
体育館で塾ごとに集まって先生の激励を受けました。最初の理科の試験で名前を書き忘れてしまいましたが、試験終了後に試験官の方が教えてくれて後から書かせてもらえて助かりました。
<立命館中学 1月19日>
余裕あり。
会場に入る前に門のところで希学園の先生からお言葉をいただきました。
<洛南高附属中学 1月20日>
全体的にとても難しい。
学校の近くの神社に塾生が集まり、希学園の先生からお言葉をいただきました。洛南高附属中学は受験最終日だったので緊張感を保つことが大変でした。前日に洛星中学に合格したことでちょっと喜びすぎてしまった気がします。過去問では合格点に達していたのに、当日の算数と理科はとても難しく感じ、危機感を感じました。でも、宿題プリントの先生のコメントらんの「宿題 合格してくること」というのを思い出し、奮い立たせて1点でも多く取ることに集中しました。受験は精神力が試されます。家庭だけではなかなか強くはなれません。希学園で培った精神力で乗り切れたと思います。
合格を知ったときは本当にうれしかったです。
〈最後に〉
僕は人と話すことがあまり得意ではないので、きっと先生方もその性格を知って見守ってくれていたと思います。公開テストなどで良い点数をとった時に声を掛けてくださったり、褒められたりすることで心がほぐれて、もっと頑張ろうと思いました。
最後に山下先生をはじめ、携わっていただいた先生方には最後まで伴走してくださり感謝申し上げます。授業中、時々体調が悪くなり事務の方にも大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
中学校へ行っても、希学園で学んだことを忘れず努力を重ねていきたいと思います。
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