この度長男が第一志望校である東大寺学園中はじめ、全て合格することができました。
　長いようで終わってみるとあっという間のような不思議な時間を家族全員で体験することで、家族の絆のようなものを再実感することができたような気がしています。
　希学園への入塾はとても軽い気持ちでした。近所のお兄さんのリュック（希学園塾生バッグ）がカッコイイと息子が言うのです。中学受験をするかどうかも決めていませんでしたが、いつかそうなったときにいつでもスタートを切れるようにと、ちょっと行ってみる？と体験に参加したのがきっかけでした。とても楽しかったようで「行きたい」と言ってきたのを覚えています。最高レベル演習算数のみの受講だったら学費もコスパがいいのでは？などとやましい気持ちもありました。きっかけは些細なことですが、長い期間続けてきたのは彼の努力であり、先生方のサポートに他なりません。
　我が家は家族で旅行やキャンプも大好きで、暇さえあればあちこちに遊びに行って塾はお休みしたりしてご無理を言いました。ただし、その間に家族でたくさん話し合って考えました。中学受験賛成派の夫と、高校は公立派の私とで塾に行かせて受験をするべきかどうか、希学園に行かせるかどうか。とよく夫婦喧嘩していました笑。息子がラグビーもバトミントンも辞めて塾に行かせてほしい。塾も希学園の先生の授業は難しいけど楽しい。宿題は多いけれど希学園で頑張りたい。中学校を受験したい。と答えを出したことから家族みんなで腹を括ったといいますか、新５年生を迎えるタイミングで希学園に心からの信頼を持って息子をお願いすることができました。そうはいっても５年生のやる気はもろいもので成績は常に乱高下…COVID-19やインフルエンザに罹患すると体調も成績も戻すのに時間がかかりましたし、成績が戻るとすぐに油断して遊んでクラスを落とすといった山あり谷ありが続きました。ただ、チューターの沖先生は常に「彼には力があるから大丈夫。まだまだこれからです」と励ましてくださり、親も一喜一憂することなく常に前向きな気持ちで進んでいけたのかなと思っています。

　希学園の先生には感謝しかありません。たくさんの先生から２～４年生では動機づけを、自分への挑戦のきっかけを、５年生では超難解な問題を解いてみたいと思わせるような勉強の楽しさを、６年生では明確になった目標について伴走してくださることで、本人の力をより強く、自信につなげていってくださったのかなと思います。年末以降のプレ入試で結果が思わしくなくても、見捨てることなく電話をかけ、勇気づけてくださり、受験の緊張を先生の声掛け一つで解きほぐし、やってやるぞという気持ちに変えてくださったことがすべての成功につながったと感じています。心からの信頼関係を構築し、受験に臨める講師陣と、希学園に感謝しております。