私は第一志望校である洛南高等学校附属中学校に合格することができました。私はずっと洛南高等学校附属中学校に絶対に通いたいと思っていたので、六年生の一年間は「最後まで気を抜かずに、手抜きせずやり通すこと」を決めていました。
具体的には、
・宿題には二回以上取り組む
・もらったプリントにすぐに取りかかる
・小さな目標を立てる
目標に向けて頑張るとやる気も出るし、目標を達成できた時に達成感を得られます。
・テストの反省をしっかりする(チューターノートに書く)
ということです。
〈六年生 二月〉
他塾に通っていましたが、最高レベル演習算数と志望校別特訓だけ希学園に通っていました。しかしある日、地下鉄のホームでどちらの塾に向かえば良いのかわからなくなり困ったため、思いきって希学園に転塾することにしました。
〈六年生 春(三月〜)〉
ベーシック、社会特訓、最高レベル演習算数、志望校別特訓を受講しました。最初のクラスはPC1でスタートしたので、まずは「PC0になること」を目標にしました。そのためにまず復習テストの点数を安定させることが大切だと思い、テキスト全問を二回はやり直しました。
五月の洛南高附属中入試実戦テストはB判定でした。チューターの小谷先生から「このままB判定を維持しながらA判定を目指していこう」とアドバイスをいただきました。その時私は、「次の入試実戦テストからA判定を取れるように本気で頑張ろう」と思いました。
〈六年生 夏〉
夏期講習が始まる前にクラスをPC0に上げることができたので、次は「PC0の維持」を目標にしました。夏期講習はとてもハードですが、ここで気を抜いて、頑張る皆に取り残されたくないと思い、必死で取り組みました。夏期講習は夏までの復習が一通りできるので、しっかり取り組みたいと思い、全て二回は解き直していました。また志望校別特訓のテキストも問題が自分のものになるまで二回以上は解き直しました。その結果、洛南高附属中入試実戦テストなどでA判定を取れるようになり、八月の公開テストでは四科目で七位を取ることができました。
〈夏期合宿〉
夏期合宿は、この一年で一番楽しかったイベントです。私は夏期合宿まであまり同じコースの人と話をしていなかったのですが、話す人が増えました。
得点力強化演習では、途中で問題が難しくなって間違える数も増えてきて、本当に苦しくなりました。でもその状態がしばらく続くと、いきなり問題を解くスピードが上がって、少し楽に感じるようになりました。また、ぎりぎりのところで終了時間が来てしまい、とても悔しい思いをしましたが、自分の限界を超えることができたのでとても貴重な体験になりました。結果は四位でした。とても嬉しかったです。帰りのバスでは疲れ切って爆睡しました。
夏期合宿後も、洛南高附属(女子)コースの中には夏期合宿のムードが残っていて、志望校別特訓の時には、皆で合宿の時に配られたTシャツを着て切磋琢磨していました。
〈六年生 秋〜冬〉
十月に最高レベル演習算数をやめ、その時間を開放自習室での自習に当てました。この頃から志望校別特訓の復習テストや、洛南高附属中入試実戦テストなどの算数や社会の点数が不安定になり、それが足を引っ張って合否の判定もA、Bをぐらつき出し、一度はCもとり、とても不安になってきました。
算数はこれまで通りベーシックや志望校別特訓の問題を全て二回以上解いていたのですが、同じ問題を繰り返し解いているだけで、新しい問題に触れていないからではないかと思い、算数の田中先生に相談していろいろな問題を解くようにしました。社会に関しては、「正誤問題の克服」がとても役にたちました。細かい知識が身につくし、知識のアウトプットの仕方もわかるからです。この頃はテストのたびに落ち込んでいたので、いろいろな先生にお世話になりました。
最後のプレ洛南高附属中入試では算数や社会の点数も良くなり、A判定を取ることができたのでこの調子を崩さないように頑張ろうと思いました。
〈六年生 入試対策〉
いよいよ「過去問」を解くことになりました。充分な点数を取れるようになっていたので、自信にもつながりました。私は算数の計算問題のところで間違えることが多かったので、普段の計算練習から一問も間違えずに解くことを意識するようになりました。この頃は、一日でシャーペンの芯を二本以上使うほど、問題を解いていました。
最後の目標は、「入試の日に自分の状態を一番に持っていくこと」にしました。そのためにはすべての科目をきちんとやりきることが大切だと考えました。国語は入試対策期間に行われる暗記テストをすべてやり直しました。算数は難しい問題を深追いせず、取れる問題を確実に取る練習をすると共に、先生からいただいた追加のプリントにも取り組みました。理科は「サブノート」や「暗記の完成」を何度も繰り返しました。社会は「正誤問題の克服」をもう一冊もらって全問解き直しました。これらをやりきると、「もうやれるだけのことはできた」という清々しい気持ちになりました。それが本番での落ち着きにつながったと思います。
〈一年間を通して〉
【国語】
ベーシックの漢字は二回するとほぼ完璧に定着します。
また、研究題は細部までしっかりと読み込み、わからない言葉は面倒がらずに調べることが大切だと思います。辞書は、調べたページに付箋を貼っておくと、付箋が増えるたびにだんだん楽しくなってきます。
【算数】
二回は繰り返した方が良いと思います。二回解くと、問題に対して理解が深まり、解き方が自分のものになります。また、二回目はノートに解くと良いと思います。ノートで提出すると先生が丁寧に添削してくださり、先生方と話す機会も増えます。
【理科】
何と言っても暗記が大切だと思います。「サブノート」、「暗記の完成」を完璧にしましょう。
【社会】
「正誤問題の克服」を何度もするのが私は役に立ちました。
【精神面】
テストの結果に一喜一憂しない!
入試本番!
〈一日目 洛北高等学校附属中学〉
検査Ⅰ:簡単
「具体例を用いながら探求活動において大切だと考えるものを述べよ」という作文の問題が出ました。
検査Ⅱ:簡単
検査Ⅲ:普通
小6夏以降に開講の適性検査特訓RSでしっかり取り組んでいると安心して受けられます。
面接:面接の先生が意外に怖くて、生徒が言っていることに対して首をひねったりしていた。
わざと怖くしているのだとは思いますが、緊張しました。面接で聞かれたことは、
①志望理由 ②学校で最も心に残った授業 ③挨拶の意味です。
→結果、合格
〈二日目 京都女子中学B1〉
国語:簡単
選択問題が難しかった。
算数:簡単
→結果、合格
〈三日目 洛南高等学校附属中学〉
六孫王神社でミニ講義を受けることができました。小谷先生のシュプレヒコールがすごくて、「これが本物のシュプレヒコールか!」と圧倒され、気合がとても入りました。
六孫王神社から洛南高等学校附属中学校まで一緒に歩いた友達と、たまたま席が隣でした。そのおかげで、緊張せずにいつも通りに受けることができました。
国語:普通
算数:難しめ
形式が変わって、小問集合がなかった。取れる問題は取り切ったと思えた。
理科:難しかった
最後の力学の問題が特に難しかった。
社会:普通
→結果、合格
〈最後に〉
テストの点数が悪い度に不安になったり、落ち込んだりしていた私が折れることなく合格というゴールに向けて走りきることができたのは先生方のおかげだと思います。ベーシックや社会特訓の先生方、洛南高附属(女子)コースの先生方には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。
〈後輩の皆さんへ〉
私は六年生になってから転塾しましたが、最後の一年間を希学園で過ごせて本当に良かったと思っています。希学園を最後まで信じて、その通りに勉強してください。慎始敬終の姿勢で臨めば、必ず努力は報われます。
祈 第一志望校合格!
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