僕は、今春、第一志望だった洛星中学校に入学します。決して優等生でなかった僕が、今こうして憧れていた合格体験記を書かせてもらえることに、支えてくださった先生方、共に走り抜けた仲間に感謝の気持ちで振り返りたいと思います。
【入塾のきっかけ】
5年生の5月より希学園でお世話になることになりました。それ以前は他塾に通っていましたが、当時の僕は中学受験を前向きに捉えることができず、勉強に対してやる気を失い、正直疲れている状態でした。入塾後は、四条烏丸教室にいらした島田さんが、僕の状態を理解した上で温かいアドバイスや日々の声掛けをしてくれたおかげで、少しずつ希学園での生活に明るい希望が見えてきました。
【5年生】
ベーシックと社会特訓を受講しましたが、入塾して3か月ほどは、復習テストも公開テストも思うような結果は出ませんでした。ところが、秋以降には少し成績が伸び、公開テストで偏差値55を超えることもありました。この時の僕は、少し調子に乗って油断していました。ただ宿題プリントを仕上げて満足し、塾以外の時間はゲームをするか公園に遊びに行くか読書をするかのリラックスタイムが中心でした。
【6年生】
~春~
ベーシックの他に社会特訓、志望校別特訓、実戦レベル演習算数、最高レベル演習国語を受講しました。最高レベル演習国語は受講を迷いましたが、得意教科なのでさらに記述の楽しさを実感することができました。第1回プレ洛星・六甲学院・高槻中入試では、全て「合格」の判定が出て、また安心してしまいました。ベーシックのクラスもPC2からPC4の間で、洛星中学校志望の僕にとっては、満足な状態でした。
~夏~
自宅では全くといっていいほど勉強に集中できないため、夏期早朝サポートルームから一日中、希学園で過ごしていました。算数が苦手で何とかしなければという思いがあり、チューターの井口先生にも相談して、実戦レベル演習算数の復習テストやり直しノートを母に作成してもらい、夏期早朝サポートルームの時間を活用して取り組みました。すぐに解説に頼ってしまう僕の弱点を把握してくださっていた先生は、やり直しノートには解説を貼らないように提案してくださり、おかげさまで粘り強く考える力の大切さを実感できたように思います。夏休みに参加した洛星・洛南高附属(男子)・高槻/高槻コース主催の「SUMMERテトラスロン」では、合計52枚のプリントを制覇し、総合1位の表彰をしていただき、とても嬉しかったです。
~秋~
最も辛い時期となりました。公園遊びと読書はやめられず、自宅ではダラダラ過ごしていたため、志望校別特訓のクラスを下げた方が良いのではないかと井口先生に相談するほど成績が下降しました。ただ、それまで切磋琢磨してきた仲間と一緒に志望校を目指したい気持ちが自分の中に強くあることに気づき、結果としてはこの時期に悩んだ経験が僕を強くしてくれたと思っています。ちょうどその頃、洛星中学校の野球部体験に行き、ますます志望する気持ちが高まりました(部活の体験は、6年生は僕一人でしたので、5年生までに参加することをお勧めします)。
~冬~
岡山中の前受けを終え、いよいよ入試対策がスタートしました。さすがの僕でも身の引き締まる思いがしてきた矢先、滅多に体調をくずさない僕が年末に塾を休む事態になりました。直前期に丸一日布団で過ごして初めて、希学園で勉強できる時間のありがたみを痛感しました。そんな焦りを感じていた僕に対しても、算数の先生は未完了の宿題プリントに「演習プリントさえしっかり取り組めば、必ず合格できます」とコメントをくださり、とても前向きな気持ちにさせてもらえました。12月に配付された算数の演習プリントと理科の合格への道は、解答配付日までに全問解ききることができ、達成感を持って入試本番を迎えることができました。
【岡山中学校 12/16前受け】
前日も公園に遊びに行き、野球で泥んこになるほど、相変わらずのマイペースで翌朝を迎えましたが、いざ会場では少し緊張している自分がいました。
国語:普通。
算数:簡単(苦手な算数だが過去問より解けた)。
理科:普通。
社会:簡単。
結果:合格(東大・国立医学部コース Bスカラー)
【洛星中学校(前期)1/13】
前日の先生方からのおやすみコールで安心できました。当日の先生方の激励と希学園の仲間と一緒の会場入りのおかげで、ずいぶんと落ち着いて本番をスタートできました。
理科:普通(得意な分野の計算問題が出た!)。
国語:簡単(知っている文章でラッキー!)。
算数:難しかった。
社会:普通。
結果:合格
【東山中学校(前期A)1/13】
国語:簡単。
算数:ちょっと難しい。
結果:合格(ユリーカコース)
【東山中学校(前期B)1/14】
国語:簡単。
算数:ちょっと難しい。
理科:普通。
社会:普通。
結果:合格(ユリーカコース)
【高槻中学校(B日程)1/14】
試験続きで心身共に疲れを感じるタイミングのこの試験中に、洛星中の合否発表があるので、少し気になりましたが、目の前の試験に集中することを自分に言い聞かせていました。
国語:ちょっと難しい。
算数:ちょっと難しい。
理科:簡単。
結果:合格
【最後に】
僕は自分でも驚くほど、自宅で机に向かう気持ちを持てず、受験直前まで公園遊びもやめられなかったため、先生方や家族には心配ばかりかけていたと思います。そんな僕が結果的に受験校全てから合格をいただけたのは、希学園のスタッフの皆さま、先生方、問題児の僕をチューターとして励まし続けてくださった井口先生、そして最後まで共に走り続けた仲間がいたからです。また、コースの先生方がいつも一体感を持って温かく指導してくださった経験は、一生忘れない僕の宝物です。そして入塾後、僕をスムーズにスタートさせてくださった島田さん、学園前教室に異動された後も気にかけて電話をくださり、イベント会場では必ず声をかけてくださり、本当にありがとうございました。僕に関わり、中学受験を支えてくれた全ての方に感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
これから、中学受験をする皆さん、希学園は必ず合格に導いてくれます。自分を信じて、先生方を信じて、諦めることなく目標に向かって走り続けてください。応援しています。
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