僕は6年生になるまで、「宿題が終わらなかったから」「疲れているから」と塾を休むことがよくあり、公開テストや復習テストもテスト直しをせず受けっぱなしのことが多かったです。なので、6年生のクラスはPC8から始まってしまい、このままではだめだと2つの目標を立てました。その目標とは、塾を休まないことと、テスト直しを必ずするということです。たとえ宿題が終わらないことがあっても塾に行き、復習テストの直しでカバーしようと思いました。実際、インフルエンザなどの病気にかかった時と、修学旅行の時以外は休みませんでした。また、公開テストや模試では、テスト直しノートを作り、なるべくチューターの先生に見ていただくようにしました。それを続けていくことで夏休み前にはクラスがPC6まで上がりました。
夏休みは、ベーシック、志望校別特訓以外に夏期講習や特別教材などすることがたくさんあるので、ここでも一つの目標を立てました。それは夏期早朝サポートルームに必ず出席するということです。このおかげで、授業までの時間を家でだらだらすることなく課題をこなすことができました。反省点としてはこの時期にもっとしっかり理科の暗記に時間を使えばよかったということです。そして夏休み明けにはクラスをPC5まで上げることができました。
秋からは、学校行事が多くて疲れ気味になったり、志望校別特訓の宿題をする時間がなかなか取れず苦労したり、模試で思うような結果が取れなかったりと順調にはいきませんでした。僕は特に理科が苦手で、宿題がこなせなくて質問もどんどん溜まっていくというつらい時期でした。そこで、宿題もテスト直しも全部をこなそうとして適当にならないように、落としてはいけない問題にしっかり取り組むようにしました。また、志望校の文化祭に行ってモチベーションを上げました。
冬休みは、起床後に計算、自習時間に暗記や漢字や重要問題などの冊子の繰り返し、居残りサポートルームで宿題、帰宅後に小テストの復習というルーティンを決めて過ごしました。お正月のプレ六甲学院中入試でまさかのE判定を取ってしまいましたが、これまで目標を立ててがんばってきたし、絶対に志望校に合格したいという強い気持ちがあったので、結果を引きずることなく気持ちを切り替えることができました。
入試前日や当日はやはりとても緊張していました。しかし、おやすみコールや試験会場でコースの先生方に励ましていただいたことを思い出し、夏からずっと使ってきた「克己はちまき」を握りしめて心を落ち着けるようにしました。試験は理科が難しく、あまりできた気がしなかったのですごく不安になりましたが、ここでも先生方に励まされ、続く入試を頑張り、志望校の合格を聞いた時には飛び上がるほどうれしかったです。そして、目標を達成しながら頑張りぬいたことで、今回の中学受験が自分にとって大きな自信につながるなと思いました。決して順調ではなかった受験生活を応援してくれた家族と、厳しいながらも僕の合格を信じて引っ張り続けてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
【受付時間】10:00~18:00
(GW・お盆・年末・年始を除く)