誰でも第一志望校に合格するのは可能だと思います。
何か得意な科目があるわけでもなく、しいて言えば算数の問題をじっと考えることだけが好きだった私が、ただただ、希学園のカリキュラムにそって、努力をし続け、最後の最後まで手を抜かずに頑張ってきた結果、志望し続けた学校のスタートラインに立てました。私はたまたま努力が実りましたが、努力は必ず実るものではありません。それでも努力する習慣は必ず自分の身につきます。誰にも奪われることはありません。
この勉強をするという習慣は身についているので、この先も必ず自分の味方になってくれるはずです。
私がコツコツと努力をしてきたことを書きたいと思います。
■希学園での勉強の方法
〇基本的に、希学園から与えられるテキストおよび課題・テストを黙々とこなし続けました。
宿題プリントは必ず2回する、最高レベル演習算数の難しい問題、解くのに時間がかかった問題は3回する。公開テスト直しを絶対に行い、先生に「公開テスト直しノート」を提出してきました。希学園の先生は、何故間違えているか、どこがわかっていないからか、をお見通しなので、理解につながる的確なアドバイスをいただけます。
〇クラスの仲間と切磋琢磨しながら頑張りました。「競争ね!」と言って復習テストやテストゼミなど競争しました。負けると悔しく「次こそは!」と宿題をするときなどにも気合いが入りました。けれども、公開テストなど点数が悪くて本当に落ち込んでいるとき、「僕はこんな悪かったこともある」などと言ってくれてさりげなく慰めてくれました。本当にいいクラスメイトに恵まれ、ともに成長できる環境でした。
〇「第一志望校絶対合格」に近づける学園長グッズをゲットできる学園長杯争奪テスト大会、「第一志望校絶対合格」を宣言する夏期激励集会、夏期合宿、「第一志望校絶対合格」のシュプレヒコールをあげる大晦日激励集会など、有名な希はちまきを塾の仲間たちと身に着けて挑む、心を奮い立たせるイベントが盛りだくさんです。
私はイベントが大好きだったので、イベントを一つの目標にして頑張っていました。
〇通塾バスを待つ時間での事務員さんや、通塾バスでの運転手さんとの世間話は、テストに出てくるような話もあり、全然ニュースを見ていない私にはとてもありがたく感じました。
〇希学園での勉強は、一言で言えば、「おもしろい。つらいけどつらくない」
先生方の授業はとてもおもしろくハイレベルです。先生方との距離はとても近く、わからないところは直接質問できます。絶対に先生方に質問してください。先生方は絶対に教えてくれます。
〇先生方は苦しい時も楽しい時も『伴走』してくれます。先生方が常に気にかけてくださり、「頑張ってるね」「頑張れ」等、激励の言葉をかけてくれました。中でもチューターの小谷先生は、月に何度も呼び出してくださり、私の心中を察しながら励ましていただき、その時々の困っていること、迷っていること、自分がしなければならないことを相談できました。そして、家でまたもう一度頑張ろうと心に決め、帰りました。その繰り返しで、最後まで心を燃やし続けることができました。
希学園での経験
〇私は希学園に3年生の時に入塾しました。低学年の時はスイミングを選手クラスで続け、5年生の夏まで炎天下でテニスを、2月までピアノを続けていました。習い事は勉強の息抜きになり、体力もつくので、宿題がまわらなくなるギリギリまで続けた方がいいと思います。
〇習い事をお休みした6年生は、体力的にも楽になり、時間もでき、考えることは勉強だけでよくなったので、初めのうちはとても楽になりました。
〇志望校別特訓では洛南高等学校附属中に特化したオリジナル問題をこれでもかとばかりにひたすらこなしていきます。そして終盤に洛南高附属中の過去問をひたすら解いて、今受験したら合格できるかどうか、どの科目がどれだけ足りないかを実感できます。
〇今年女子で初めての宿泊つきの夏期合宿がありました。希学園の紹介DVDで男子の夏期合宿の様子が映っていたのを見てうらやましく思っていたので、女子も夏期合宿があると知った時は本当にうれしかったです。
勉強が難しく大変だったというよりは、慣れない環境であまり知らない人たちと寝起きし、勉強をする。暑くてあまり寝られなくても次の日きちんと起きて勉強する。慣れない食事の味つけでも我慢して食べる。お風呂も好きな時に入れない。など、基本的なことを経験できました。そして、夏期合宿を過ぎたあたりから、志望校別特訓洛南高附属(女子)コースの友達とも少しずつ話すようになりました。
〇志望校別特訓[第Ⅳ期]には算数の課題が増え、みんなはもう終わっているのに自分だけが取り残されているという状況になってしまいました。算数もしないといけない、理科もサブノートの確認をしなければならない、社会もいろいろ提出するものがある・・・と、とても追い詰められていました。
そんな時に力をもらえたのは山添先生の最後のコメント「努力では他の誰にも負けていません。保証します」です。心が折れず、結果的にすべて入試までに終わらせることができました。
■入試直前や入試当日のこと
〇楽しく勉強できて楽しく乗り越えられました。
緊張を感じる間もなく、入試直前までどんどん課題を出され続け、そのまま入試期間に突入しました。入試までとことん鍛えていただけました。入試期間中は入試漬けになりますが、同様(むしろ入試期間中以上)の模試漬け(+講義+自習)を何度も経験するので、むしろ入試期間中の方が楽に感じました。
〇入試期間中、洛南高附属(女子)コースの先生方からの「おやすみコール」や、毎朝配信される「激励動画」を見て、緊張もせず楽しんで過ごすことができました。
〇入試会場でのミニシュプレヒコールで、「第一志望校 絶対合格」のためにともに戦ってきた仲間や先生たちと心を一つにでき、とても心強く受験会場に入ることができました。
伝えたいこと
〇私が後輩の人たちに伝えたいことは、『習慣』と『努力』です。
私は、3年生から「テスト直しを全教科すること」、「何回も繰り返し問題を解くこと」、4年生からはさらに苦手の科目については「間違えた理由の自己分析と正しい答えの導き方」を書き続けました。あきらめずに努力し続けました。皆さんは自分のいいところを伸ばし、悪いところの克服に努めていってください。
■最後に
〇私は、多くの人の支えがあったからこそ、第一志望校である洛南高等学校附属中学校に合格することができました。皆さま、本当にありがとうございました。これからもこの経験を活かして中学校で頑張りたいと思います。
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