オタクな僕が青春を謳歌するのは東大寺学園中学一択! そう憧れは募るばかり…

オタクな僕が青春を謳歌するのは東大寺学園中学一択! そう憧れは募るばかり…

東大寺学園中学校

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 本表題は出願書類「入学の動機」に書いた内容です。その憧れは現実となり、僕はこの春「第一志望校の東大寺学園中」に進学します。ここまで希学園で過ごした日々を振り返りたいと思います。

<入塾まで>
 1年生の秋に全国統一小学生テストを希学園で受け、当時の四条烏丸教室教室長(現北千里教室教室長)の原田教室長に出会いました。入塾できるだけの学力はあったらしいですが、その原田教室長に「君は短距離走向きだから、塾に行きたい気持ちを貯めきった5年生で入塾しておいで」と言われました。学校で練習日が多いバトントワリング部に所属していたので、毎月の公開テストは受けていましたが、学習は家庭のみの生活でした。3年生の時に学校の授業ノートがきちんと取れていなかったのが母にばれ、1から猛特訓した夜があります。今思えばこの「ノート改革」が財産となり、スピーディーな希学園の授業についていけるだけのノートを取れるようになったと思います。また、家族で富士山に登ったり、車で日本一周をしたりしていたことがフィールドワークとなり、社会が得意になるきっかけを作ったと思います(実際、その日本一周で得た知識が入試で多く出題されました)。

<5年生>
 待ちに待った入塾です。ベーシック全教科と社会特訓を受けました。プレチューターは社会の北川先生。1列目に座れていたこともあって社会が得意教科となり、受験勉強のモチベーションとなっていました。たまに理解してもらえるオタクトークが嬉しかったです。算数は、最初の方こそ良かったものの…低迷していき、苦手教科となってしまいました。クラスがPC0~PC3と不安定な成績で、森下先生が特別問題を出してくださるなどして助けてくださいました。このころの得意教科順は、社会→国語→理科→算数でした。

<6年生>
 いよいよ受験学年に入りました。ベーシック全教科と社会特訓と志望校別特訓を受けました。所属するバトントワリング部の退部も考えましたが「やめたからといって受かるわけではないし、両立したい!」と相談し、条件(成績基準)つきで継続することになりました。5年生の終わりに剣道を習い始めたことは大きな声では言えませんでした。

~春~
 チューターは齋藤先生になりましたが、僕は算数が苦手だったので算数科の入江先生に変更してもらいました。また、前年まで谷九教室だけで実施されていた東大寺学園コースの志望校別特訓が四条烏丸教室でも実施されることになりました。自宅に近く、慣れた教室で受講することができたのがとてもラッキーで、後々の勝因のひとつになったと思います。志望校別特訓は朝から晩まであるので心身ともに疲れるはずですが、先生方の面白い授業を聞いているとその疲れも吹っ飛びました。また、第1回東大寺学園中入試実戦テストではB判定でしたが、次の第1回プレ東大寺学園中・大阪星光学院中入試で1位を取ることができました。僕は初めての1位に浮かれていましたが、入江先生に「気抜くなよ」と言われ、気が引き締まりました。

~夏~
 受験の天王山といわれる夏がやってきました。夏期激励集会では、「文武両道の精神を貫き通し、東大寺学園中に絶対合格します!」と決意表明をしましたが、後で西川(和)先生に、「文武両道の『武』てなんや」と聞かれ、「バトンと剣道」と答えたら、「なんも勉強と関係ないやないかい!」と言われました…。
 クラブの練習が早朝からあり、夏期早朝サポートルームにはあまり行っていませんでした。また、この年は念願の夏期合宿が復活しました。スピード強化演習では、最終日に集中力が切れたのか、2枚のプリントを破られてしまいました…。特別講義の時は席が決まっていないので、前に座ることができ、先生方の迫力がすごかったです。スピード強化演習では、算数のノルマであるNo.30の直しまで進み、あと少しでノルマ達成! というところで終了のタイマーが鳴り、とても悔しかったのを覚えています。このころ青はちまきを買いました。今、はちまきに書いてもらった先生方のサインの数を数えてみるとなんと39個! 母のサインも入れると40個でした。このころから、洛南高附属(女子)コースの天才さんや、洛星・洛南高附属(男子)コースの鉄道好きさんと、社会で1番席争いをして楽しんでいました。算数の担当だった松田先生(通称ニンジャ)に思考力・計算力・注意などの項目を書いた五角形のグラフを書いてもらうと、「注意」の項目にだけ赤線が引かれ、とても評価が低かったです…(「ニンジャ」という通称は僕の幼馴染の天才女子がつけたもので、その天才さんによると、「松田先生の下の名前がカゲヒト、解き方がすばやくかっこいいから」らしいです)。

~秋~
 いよいよ受験に近づいてきました。ベーシックが灘・P・Cに分かれ、僕はPを受けました。国語・理科のテストゼミは教室内で上位に食い込むこともありましたが、算数は散々で、ずっと50点を切っていました。ベーシックPの田中(健)先生に分析してもらうと、「比を逆にする」「けたを間違える」「まとめ方が我流」などの弱点が浮き彫りになりました。テストゼミは、弱点をつぶすことが重要だと思います。
 また、第3回プレ東大寺学園中入試で合格はしたものの、算数が10点、偏差値35で、入江先生に「伝説の点数」と言われてしまいました…。志望校別特訓でも、算数が足を引っ張っていました。また、バトンクラブでは京都府大会・関西大会を突破し、12月末に幕張で実施される全国大会に出場することが決定し、練習量・指導熱共にアップしていました。

~冬~
 白はちまきが配られ、受験モードに入りました。「12月の公開テストで卒業クラスが決まる」と田中(健)先生がおっしゃっていました。最後の公開テストの前日には、バトンの全国大会がありました。幕張(千葉県)へ行き、そこで友達と前夜祭を楽しむような浮かれぶり。団体最優秀賞という最高の結果が残せました。さて、翌日の公開テストは当然ふわふわした気持ちです。集中できないかも…と臨みましたが、4科2型第4位! こちらも最高順位で締めくくることができました。苦手な算数も好成績で、チューターノートには、「実力を点数に丁寧につなげれば結果は出る。残りの日々さらに完成度を上げていく」と書いてありました。トークルームには、「あとは東大寺学園中に合格すれば、小学校編完結です」(たぶんバトンの全国大会優勝も踏まえて)と書いてあり、グッとヤル気と受験生の実感がわきました。

~入試対策~
 最後の志望校別特訓は、谷九教室で受けました。その時受けた東大寺学園中・大阪星光学院中・西大和学園中入試実戦テストはすべての学校に合格で安心しました。また、その日は東大寺学園中の教頭の本郷先生が谷九教室に来てくださり、いろいろお話を伺いました。とても魅力的な先生で大好きだったのでテンションが上がりました。
 入試対策が始まりました。入試対策では、東大寺学園中の過去問やプレ入試の過去問に取り組みました。国語と理科は好調でずっとクラス上位をキープしていましたが、算数は安定の不安定(笑)。分析してもらうと、たくさんのミスが浮き彫りになり、注意するよう言われました。また、入試対策(第Ⅱ期)の最後はミスを連発してクラス最下位が続き、辻浦先生に「簡単な問題ばかりだから気が抜けているのではないか」と言われて気を引き締めました。

~いざ! 入試本番~
 前受けはしませんでした。これは、東大寺学園中の入試は3日目で、1日目と2日目の入試が練習(前受け替わり)になると思ったからです。行きたい学校が東大寺学園中しかなかったので、受験校の決定は、スーパー二冠王か三冠王が取れる併願校を選びました。

☆1月14日午前 洛星中
 新型感染症の影響で激励が禁止されていたので、先生方の姿も憧れのシュプレヒコールもなく、あっさりと会場に入りました。席の周りには偶然学校の友達が多くいたこともあり、とてもリラックスしていました。
 国語:簡単。記述がうまく書けた。
 算数:普通。最後の反射の問題が意味不明(勘で埋めた問題があっていると知り、嬉しかった)。
 理科:簡単。得意な地学の大問が大きく、「勝った」と思った。
社会:簡単。作図問題が出て、ビックリした。

☆1月14日午後
 四条烏丸教室の自習室へ行き、西大和学園中の過去問を解きました。

☆1月15日午前
 午後に西大和学園中の受験を控えていましたが、落ち着かないので早めに家を出て東大寺にお参りしてきました。「4月の入学式で又来ます!」と約束をする気持ちでした。

☆1月15日午後 西大和学園中(奈良県コンベンションセンター)
 希学園の先生が3人も入り口で待っていてくださり、グータッチでの見送りが嬉しかったです。試験開始が少し遅れるというハプニングが起こりました。
 国語:簡単。ドラマで話題の「三千円の使い方」が出題された。
 算数:普通。途中、ある問題がわからなくなり、焦ってしまった。
 理科:簡単。経験ある富士登山の問題が出て、思い出クイズのように解き進められた。
 社会:簡単。地図の読み取りにてこずった。

<洛星中合格発表>
 西大和学園中入試終了直後、会場前のスタバにて合否確認しました。合格したと知った時、「進学先確保だ」と安心しました。その日のキャラメルフラペチーノは特大ヴェンティサイズでした。

☆1月16日 東大寺学園中
 前日のおやすみコールで、入江先生に「他にしゃべりたい先生は?」と聞かれ、「松田先生」とお願いしました。「明日は洛南高附属中行った後マッハで東大寺学園中に行く!」と言ってくださり、嬉しかったです。
 当日の朝は緊張よりワクワクが勝っていました。バスを降りるとたくさんの先生方が迎えに来てくださり、出席(…と言うのかな?)を報告するときに横にいた浅田先生が、「『僕が、東大寺学園中に合格する●●●●です』って言いや」とおっしゃり、「絶対合格してやる」と思いました。入江先生の激励、間に合ってくれた松田先生のグータッチ…思い出しても震えます。黒田学園長の激励演説もありました。
 国語:簡単。記述がスラスラ書けたが、短文づくりが書けなかった。
 算数:普通。答案集めの際に計算ミスをしていたことに気づき、「あ゛~ やってもた~」となった。
 理科:普通。計算が微妙…。
 社会:簡単。鉄道オタクの僕に九州列車時刻表の問題が出た。サービス問題。

<西大和学園中合格発表>
 前日の発表では桜のイラストがあったのに、今回は画面や文字が味気なく、一瞬落ちたのかと思いましたが「合格」。あと東大寺学園中に受かったら、スーパー二冠王だと思いました。

<東大寺学園中合格発表>
 合格発表の臨場感を味わうために、WEBでの発表を見ずに現地で直接見ました。井口先生が出迎えてくれ、他の先生方も駆け寄ってくれました。受験番号1320は…あった!! 嬉しくてその場で何度もガッツポーズをしました。そして「共走」した四条烏丸教室の友達と抱き合って喜び、四条烏丸勢と一緒に写真を撮りました。その後は合格書類を取りに行ったり、東大寺学園コース…いや、希学園の先生方オールスター(学園長含む)と写真を撮ったり、その他お世話になった先生方と写真を撮ったり喜びをかみしめていました。

<最後に>
 僕は結果的に、受験校すべてに合格という結果を手にすることができました。その瞬間、早めの反抗期でバトル相手だった母と清々しい関係に…反抗期第一章が終了した気持ちになりました。また、僕が東大寺学園中に合格できたのは、希学園のアツい先生方のおかげです。チューターの入江先生、北千里教室原田教室長、算数科の辻浦先生、藤井先生、「ニンジャ」(松田先生)、タナケン先生(田中健一先生)、森下先生、岳川先生、国語科の齋藤先生、大和先生、鬼瓦河童太郎先生(西川和人先生)、山下たかみっつマングローブ先生(西川和人先生命名)、森本先生、理科の浅田先生、竹内先生、西尾先生、江見先生、小谷先生、留川先生、水野先生、社会科の井口先生、沖先生、北川先生、湯川先生、僕が母と大ゲンカしたとき、救ってくださった島田さん(現学園前教室教室長)、山室教室長(最強の治安維持隊長)、安田さん、大垣さん、本当にありがとうございました。
 東大寺学園中でも文武両道を目指し、青春を謳歌してまいります!

 尚、高校生クイズで東大寺学園が敗れた「開成中学」へのチャレンジ受験を、数日後に控えています。

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