希学園では小１から小３までの低学年を、高学年以降の「伸びしろ」を育むための学年と位置づけております。
将来灘中をはじめとする最難関校を目指すために必要となる、「数のセンス」、「図形のセンス」、「文章題を手を使って条件の整理をし、視覚的に考え、きちんと正解することができる力」、この３つの力を養成するために最適なカリキュラムを準備しています。
また、毎回授業開始時に提出していただく宿題プリントと計算練習帳、毎回実施される復習テストについて、授業担当講師が、お子さまの進捗状況を直接確認しながら、それぞれの状況にあわせて、あくまでも褒めて伸ばすスタンスで、自学自習の学習習慣が身につくまでお子さまに直接働きかけ続けます。
形だけの理解だけでどんどんと先に進んでしまう単元学習や、知識詰め込み型の一方的な講義形式の授業ではなく、お子さまがのびのびと楽しみながら、自信をもって積極的に授業に参加し、文章を読み、図を目で見て、手を動かして条件整理を行うことによって、本物の算数的な思考力を養っていく場を提供いたします。

文章そのものを理解することの重要性を自然にわからせていくことを指導の根幹に据えた講座です。次から次へと問題を解くことばかりもとめられてきた子は、高学年になってから伸び悩むことがよくあります。文章にきちんと向き合うことができず、文章を理解しないまま、要領や小手先のテクニックめいたものだけで答えを出そうとするので、最難関校の入試問題には対応できなくなるのです。これと同様の観点から、知識事項についても、漢字・語句をドリル形式で学習するのではなく、たとえば、季節の風物や体の部位の名称、歴史上の人物など、文章を理解するために必要な〝常識〟を楽しくおぼえてもらうことに主眼を置いています。高学年になってからも大きく伸びるための基礎をつくる講座です。