希学園では小１から小３までの低学年を、高学年以降の「伸びしろ」を育むための学年と位置づけております。
将来灘中をはじめとする最難関校を目指すために必要となる、「数のセンス」、「図形のセンス」、「文章題を手を使って条件の整理をし、視覚的に考え、きちんと正解することができる力」、この３つの力を養成するために最適なカリキュラムを準備しています。
また、毎回授業開始時に提出していただく宿題プリント、タームごとに実施されるカリキュラム確認テストについて、授業担当講師がお子さまの進捗状況を直接確認しながら、それぞれの状況にあわせて、あくまでも褒めて伸ばすスタンスで自学自習の学習習慣が身につくまでお子さまに直接働きかけ続けます。
宿題プリントは楽しみながら取り組めるよう、算数に関連する読み物・発展的な内容のチャレンジコーナー・作図力を鍛える作図練習・おもしろ文章題・日々の計算から構成されています。
形だけの理解だけでどんどんと先に進んでしまう単元学習や、知識詰め込み型の一方的な講義形式の授業ではなく、お子さまがのびのびと楽しみながら、自信をもって積極的に授業に参加し、文章を読み、図を目で見て、手を動かして条件整理を行うことによって、本物の算数的な思考力を養っていく場を提供いたします。

長文読解の際には読み聞かせてもらうのではなく、自分で文章を読まなければなりません。読んで理解するためには、出てくる言葉の意味はもちろん、その表現にこめられている意味や意図を把握しながら読み進める必要があります。読む力が足りないと問いの意味もつかめません。性急に設問の答えを手に入れることよりも「読んで分かる力」を育てることに主眼を置いた講座です。また、長文読解とは別に、和語・漢語・外来語と毎回さまざまな語句を学びます。辞書的な意味の丸暗記ではなく、使い方・ニュアンス・関連語句・周辺知識も含めて「生きた語句知識」として身につけていきます。語句に対するアンテナが敏感になれば、生活の中で出合う言葉を自分の語彙にしていけます。少し背伸びして文章を読み、より多くの言葉・事物を知っていくことで、読んで分かる力の土台を作る講座です。