〈はじめに〉
私は、この春ずっと憧れていた西大和学園中学校に進学します。私の中学受験はひとことで言うと「楽しかった!!」これしかないと思います。この合格体験記がこれから中学受験をするみなさんの役に立つことができたら嬉しいです。
〈2年生〉
何も考えていなかった私は母に言われるがままに入塾テストを受けました。「通う?」と聞かれ、入塾するということが何かわからなかったけれど、体験授業がとても楽しかったので、「うん」と言うと、入塾することになりました。計算塾と最高レベル演習算数・最高レベル演習国語を受けていました。担当の中川先生の授業はとても楽しかったのですが、当てられるのが怖く泣きそうになっていました。そんな私を心配して、先生は優しく、「クマのきぐるみでも着てこようか?」などと声をかけてくれました。おかげで楽しく通っていました。
〈3年生〉
ベーシック算数・国語、最高レベル演習算数を受けていました。(なぜだかわかりませんが、3年生の記憶が一番ないです、、、コロナ禍の影響かなぁ)この頃も楽しく通っていましたが、受験のことはまったく意識していませんでした。
〈4年生〉
通塾が週2回から週3回になり、少ししんどくなりました。ですが、ベーシック補強もあり、楽しくやっていました。また、堺東教室は人数が少なかったため、みんなが休みすぎると数人しかいないなんてこともありました。この頃も楽しく通っていました。このころのベーシッククラスはPC0~PC3を行き来していました。社会特訓のクラスは2組~6組まで幅広い範囲を行き来していました。
〈5年生〉
授業が長くなりました。固め直し教材が新たに加わり、計画性がない私は計算プリントを溜め込んでしまったり、、、ベーシック算数の宿題が終わらなくなってきてしまいました。このころ私はさらにさぼりぐせがついてしまいました。みなさん気をつけてください!! (私は6年生の最後の最後までなおらず、テスト直しがおろそかになってしまいました。テスト直しはきちんとやってください!!)あと、国語の学習らんはきちんと書いたほうがいいです。国語が得意な人ほどきちんと書いてください!! 私はこの学習らんのおかげで国語がさらに上がり、武器にすることができました。4教科とも、ときかたをしっかり残すことが大切です。初めの方のクラスはPC1で頑張っていましたが、途中からPC2とPC3を行ったり来たり、、、社会特訓に至っては、4組〜6組をさまよっていました。
〈6年生〉
チューターが小谷先生になりました。時に厳しく、時に優しく接してくれました。最後まで一緒に戦ってくれてありがとうございました。困った時など本当に頼りになりました。チューターが小谷先生で本当に良かったです。ベーシック・志望校別特訓・社会特訓・最高レベル演習国語・実戦レベル演習算数を受講しました。最高レベル演習国語・実戦レベル演習算数は宿題が終わらなくなってきたため、途中でやめました(最近気づいたのですが、宿題が終わらなくなってきていた理由は、算数を後回しにしていたことだと思います。苦手教科・めんどくさいな~と思う教科から逃げないようにしましょう)。このころも宿題に追われてテスト直しがおろそかになっていました(最後まで直らず、最後の方に私はピンチをむかえます)。ベーシッククラスは12月までPC2・PC3・PC4をさまよっていましたが、なぜか最後クラスはPC0でした。全員のクラス表示が最後はPC0になるのかと疑いました(笑)。社会特訓はほとんど6組でした。ですが、中には2組・3組・5組が混じっていました。最後は3組でした。ベーシックも社会特訓もともに有終の美を飾りました。
~夏期合宿~ これから合宿に行くみなさんへ
へんな緊張をしないでください。ですが、何も考えずに行くとえらい目にあいます(私のように、、、)。ここで友達を作るといいです。同じ目標を持った仲間と一緒に頑張ろうと思うことができ、入試会場で見つけるとほっとします。朝寝坊に気をつけましょう。私は、一泊目の朝はなんとかルームメイトが起こしてくれて助かったのですが、、、、二泊目の朝やってしまったのです(しかも、ビリ、、、)。アラームに2人とも全然気がつかないというミスをしてしまいました。しかも、今年の洛南高附属(女子)/西大和学園(女子)コースは昨年に比べて、寝坊が多かったらしく、小谷先生にめちゃくちゃ怒られました。
〈正月プレ〉
1月1日 豊中教室でプレ高槻中入試
うっ、やばいかも。
1月2日 谷九教室で清風南海合否判定テスト→自習→プレ西大和学園中入試
清風南海中はまぁいけたやろ。
西大和学園中もいけてほしい。
1月3日 谷九教室でプレ洛南高附属中入試→解説講座
プレ洛南高附属中入試全回合格の記録をこわしませんように。
驚きの結果はまた後で。
〈各教科アドバイス〉
国語☆
・語句と文法はわかった気にならず、質問をして理解しよう。
(最後に私のようにあせって森本先生に質問ばっかりするのはオススメしません)。
・ちゃんと問題文を読もう! あてはまらないもの、抜き出しか記述かをちゃんと確認する。
希っ子特有の字数が多かったら記述だと思い込む病気(通称:希病)にかからないようにしよう(私が何回もしたミスです)。
・文末・漢字ミスに気をつける(内容はほぼ模範解答と一緒なのに、このミスで2点減点なんていう悲しい出来事がありました、、、)。みなさんはこんなつまらないミスで点数を落とさないでください!
算数☆
・(ちゃんと取り組むべきでとても大事な)最後の総まとめについて
できれば3分冊きっちりと仕上げましょう(私は、第3分冊は終わってないです、、、)。
四天王寺中を受けない人は(どうしても高槻中の前日特訓を受けたいんだ!!! という人は別ですが)算数質問受け自習室に行きましょう(私はここで西川翔妃先生に質問しまくって第2分冊を終わらせました。西川翔妃先生、最後まで質問に答えてくださってありがとうございました)。ギリギリにせずもっと早くから計画的に進めていきましょう。
1ページでも多く終わらせよう! 2冊終わっただけでもすごく効果がありました。3冊全部終わらせておけば良かったな、、、と後悔しました。
・(さぼるのはよくない)テスト直しについて
しなさすぎて私は最後田中健一先生(タナケン)に「足をひっぱらない程度にまで頑張りましょう」といわれてしまいました、、、。
理科☆
はやくから暗記をかためましょう。私は再テストばっかり受けていました。受けすぎて、最後の一人になってしまいました(志望校別特訓でも・ベーシックでも)、、、間に合ったかどうかはわかりませんが、気合いと根性で頑張りました。
社会☆
どん底だった社会も北川先生を信じて頑張っていたら普通の人間ぐらいになりました。北川先生、ありがとうございました。北川先生がつけてくれたふせんの直しは次から間違えないようにきっちり覚えましょう。あと、社会特訓で「ファーストステップ」とか「最後の一突き」とかがあると思いますが、全てのテストは受けたほうがいいです。私は、「最後の一突き」の歴史編だけ受けていません、、(合格体験記を書いていたら、自分がしていないことばっかり出てきました)暗記は必ず頭に入れましょう☆
おやすみコールについて
ぜーーーーーーーーーーーったいにしてもらったほうがいいです。ビビリな私は1回目のおやすみコールがかかってくる前、ご飯ものどを通らないほど緊張していました(「どの受験前よりも」です)。小谷先生から電話がかかってきた瞬間、もう終わりだぁ〜とひとりで人生が終わったみたいな顔をしていました。先生たちとしゃべるととても安心します。2回目からは「だれかなぁ~まだかな~」ととても楽しみにしていました。
入試の時に気をつけること☆
・わからなくてもあせらず落ち着いて視点を変える
私はそれで洛南高附属中の算数が一題解決しました(あやうく、『おそろしい1題ふっとび事件』がおこるところでした)。
・終わったテストは忘れよう
ですが、入試までのテストはきちんと思い出して直しをしてください! 私は、正月プレ入試の結果がひどかった(後で結果を載せています)にもかかわらず、全く直しをしていなかったので、小谷先生に叱られました、、その後から気を取り直して直しをすることにしました。おやすみコールで「なんとかテスト直しも間に合ったから、大丈夫!!」といってくれました。みなさんはこんな事態にならないようにしましょう!
・本命の不得意教科が難しかったらラッキーと思いましょう
私は、算数が難しくて心の中でガッツポーズを取りました。希っ子が難しかったら他の受験生にはもっと難しく感じるはず☆あせらない。
・常に時計を意識する/時間配分に気をつける
問題が多くても他の人に配られているのも同じ量! 急ぎつつ正確に!
・入試の結果は、(手続きが間に合うなら)第一志望の入試後にみましょう(親も子も)
気にはなりましたが、もし落ちていたらあせってしまうので見なくてよかったなと思いました
・前受けはしましょう
想定外の事態にも慣れることができます。
岡山中はまさかの2人でひとつの机でした!となりが双子のひとりで、となりの後ろがもうひとりの方だったので、めっちゃ気まずかったです。本番は気にせずに頑張りましょう☆
・移動中は寝ましょう
とにかくさわがない/ムダな体力を使わない。
・自分ならできると信じる
西大和学園中の21世紀型特色入試について
・自分の意見を言おう‼︎
・他のチームメイトの話をちゃんと聞く
・チームメイトみんなで一緒に合格するんだ!!と思って、協力をする
・自分の役目をまっとうする
〈入試前日〉
上にも書いた通り、算数質問受け自習室に行きました。同じ高槻中を受ける友達もここに行くといっていたからです。行ってみると意外に人が少なくて、西川翔妃先生に質問をたくさんすることができました。最後に洛南高附属(女子)/西大和学園(女子)コースの集会に参加し、太陽が出ている間に帰ることができました。
〈いよいよ入試!!!〉
1月13日 午前:高槻中
受験が始まったのだが、受験なのだという感覚がぜんぜんわかなかった。
電車の中でミニ講義の動画配信があることに気づき見ていた。とても寒かった。
国語:入試問題におもしろさを求めにいってしまった。ぬきだしが意味不明だった。
算数:めっちゃ簡単だった。国語よりできたかも!?
理科:一番はじめの問題がわからなかった。とりあえずとばした。他はいけた。
社会:全然記憶に残ってない。
でもほぼ満点だった(北川先生、ありがとう)。
結果:合格
算数が100点越えでびっくりした(田中健一先生、西川翔妃先生、丸山先生、ありがとう)。
1月13日 午後:西大和学園中(21世紀型特色入試)
会場の前で希の先生たちにあって、とても安心した。
楽しむ入試と言われたので、楽しんで行くことにした。
筆記試験:なぜかいけた自信しかない。時事問題が出てびっくりした。
グループディスカッション:自分が出した案が可決されてうれしかった。希学園の友達がいて落ち着いて話せた。
面接:監督の先生が種明かしみたいなのを教えてくれた。誰が思いつくのか疑問に思った。
結果:合格!! 驚きしかなかった
☆おやすみコール
2回目なので、とても楽しみにしていた。先生と話して、すっきりした顔になっていたらしい(母に聞いたところによると)。小谷先生、森本先生、林先生などたくさんの先生と喋った。安心して寝ることができた。
1月14日 午前:清風南海中
ミニ講義動画を見ていった。同じ学校や塾の友達を見つけて安心した。そのうちのひとりは同じ学校で希っ子、帰り道でも会った。安心した。勇気とやる気をもらって、西大和学園中に向かった。
結果:スーパー特進合格
1月14日 午後:西大和学園中(本校入試)
ミニ講義の場所では隣がお正月のプレ西大和学園中入試で1位だった子だった。この子の後に続いて絶対に合格してやるぞと思った。いろんなところにのぼりが立っていた。各教科のポイントを聞いた後、シュプレヒコールをして、出陣した。ミニ講義で使ったカイロをくれた。あったかくて、しあわせ気分になった。
国語:普通に簡単だった。大問3が授業で西川和人先生がいっていたことがそのままでた。ラッキーだった。
算数:むずかった、、、取れるところは取り切ったと思う。
理科:なぜかできた。空欄はあったけど、どうせみんなできてないやろと思って忘れることにした。
社会:問題量が多かった。分厚いことがわかったので、急いで最初から順番にやることにした。
結果:合格
☆おやすみコール
ホテルには母と行くはずだったが、妹が熱を出したので、父とふたりで行くことになった。晩御飯の前におやすみコールがかかってきた。北川先生、西川和人先生など初めておやすみコールでしゃべった先生もいた。「西大和学園中の算数は難しかったとか、社会も多かったとかってみんな言っていたよ」と言われて安心した。晩御飯のところへ行くと、高槻中に合格していることを知らされた。これにより、洛南高附属中で入試を終えることにした。
1月15日 午前:洛南高(併願)
ミニ講義会場の六孫王神社がどこかわからず、遅刻してしまった。森本先生が笑顔で出迎えてくれた。嬉しかった。
国語:一番おもしろかった。なんかいけた気がする。
算数:普通だった。森本先生が洛南高附属中が受かるかどうかは国語・算数で決まると言っていたので、絶対受かってるというなぞの自信を持っていた。
理科・社会:なんかわからないけど記憶にない。
結果:合格
自分でもすごっ!天才やん☆(笑)と思った。
洛南高附属中合格を見た後すぐに小谷先生に電話をすると、「信じてたよ、信じていたけど、併願合格はすごい‼︎ 受験番号と名前あってるやんな?」と言われました。そして「お正月プレってなんだったんだろう⁉︎」と(笑)。そうです。ここまで言われるほど正月のプレ入試は終わっていたのです。
西大和学園中は1回ぐらいしか合格をとったことがありません(しかも5年生)洛南高附属中は、なぜか毎回合格をとっていましたが全部C判定の4点ぐらいだけ上のギリギリ合格、、、他の受験校は、余裕で受からねばならないはずが、まあギリギリで、、、別室で返却されるのですが、北川先生が「併願校なんて余裕で受からないといけないんですよ!!」みたいなことを言っているのを聞き、「うーわ、終わった、、、」と心の中でため息ばっかりついていました。下にもあるようにちょっとやばい結果だったのにも関わらず、全く直しをしていなかったので、小谷先生に一番に呼び出されて叱られました。気を引き締めて頑張ることにしました。おそすぎる(笑)。小谷先生が帰る時に笑顔で手を振ってくれたので、少し安心しました。次の理科で小谷先生が自習時間にやって来て、私の様子をみて(必死に頑張ってた)「次の理科まででいいよ〜」といってくれました。その後の小谷先生が神様にみえてきました。案の定わからないところだらけで、小谷先生に質問していました。(やっと)質問することの大切さに気づきました。最後の方になって、私は質問ばっかりするようになっていました。みなさんは、最初からちゃんと質問にいきましょう。
お正月プレの結果(こんなことにならないように、、、)
『高槻中』
国語:120点中93点、算数:120点中69点、理科:80点中42点、社会:80点中64点
A日程では、合格だったけれどそれもB判定、、、B日程では、D判定で不合格でした。
今回の敗因は、国語であまり点が取れず、算数でこけてしまったことだと思います。
小谷先生が「まぁ、B日程は受けないしいいかぁ」と言っていたので、いいことにしました。
『清風南海中』
国語:120点中78点、算数:120点中99点、理科:80点中まさかの30点、社会:80点中61点
一応全て合格だったのですが、本番は3科で受けるので、落ちるかもと不安になりました。小谷先生に直しのことを言われてから、直しをやっていると理科の最後の大問が最初の設定を間違えてほぼ全部間違っているということに気がつきました。やはり直しをしておいてよかったです。本番でも丁寧な作業を心がけることができました。
『西大和学園中』
国語:150点中95点、算数:150点中60点、理科:100点中36点、社会:100点中58点
E判定で下から2番目でした。今回の敗因は、国語・算数で点が取れなかったことだと思われます。
『洛南高等学校附属中』
国語:150点中106点、算数:150点中96点、理科:100点中48点、社会:100点中64点
合格でしたが、専願での合格でC判定でした。数点差での合格でした。まぁ、合格だったのでいいかと思っていました(思ってはいけません、、、)。
〈最後に〉
私を最後まで西大和学園(女子)コースにおいていてくれてありがとうございました。チューターの小谷先生をはじめとする志望校別特訓でお世話になった先生方、2年生から6年生までベーシックや最高レベル演習などでお世話になった先生方、事務の方々、そしてコースや堺東教室で一緒に切磋琢磨しながら支えてくれた友達のみんな、応援してくれた両親、1年生なのにいろいろ我慢して私に付き合ってくれた妹、最後まで支えてくれて本当にありがとうございました!!! 入試会場に来てくれて、激励をしてくださった先生方、ありがとうございました。西大和学園中に行っても頑張ります! これを読んだみなさんが第一志望に合格できることを祈っています。
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