ある卒業していく生徒の最後の進路相談ですね。その子は第１志望校の合格を勝ち取ったのですが、苦しい受験勉強を経験した上で自分の性格を知り、第１志望校ではなかったけれど自分を高めてくれると感じた学校に進学することを決めました。とても大きくなったなあ、と思いましたね。「受験勉強はペーパーテストのエキスパートを育てるだけじゃない！」と確信した瞬間です。
僕の母親がよく、「ええ塾やなあ」と言っています。僕が小さいときに通っていた中学受験塾と比べているんでしょうね。受験生の子を持つ母親としての目線で見て感じるそうです。
母「そこまでやるの？」
僕「こんなもんです。」
希の中だと皆がそうなので気付かないですが、第三者に言われると「そうなのかな？」と感じます。希の魅力は、僕の母親の言葉を借りると「何でもやる！」ですね。
中学受験をするきっかけ・動機は十人十色。大切なのは「目標に向かって全力を尽くす」ということの経験だと思います。自分を偽ることなく、自分に正直に、目標に向かって走ってください！
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授業で心がけていること
まずは僕自身が「楽しむ」ことですね。自分の中で楽しむためのテーマは毎回いろいろです。「難しい問題の解法をたたきこめるかどうか」、「この暗記知識だけは身につけさせる」のような真面目なテーマのときもありますが、「三倉はそこそこおもしろいんじゃないか？と思わせる」、「5分間は確実に授業から脱線した話をする」、「授業中にトイレに行きたいと言えるタイミングを与えない」などの隠れテーマのときも・・・。自分が授業時間を楽しんでいる姿を皆さんに見せられるよう心がけています。
そして何より、僕の授業に参加する生徒個人の特徴の把握！